サイン署名かわいい書き方

駐在員やアーティスト、写真家、政府関係者、モデルの方々を中心にサイン創作しているプロのデザイナー様に、サインの書き方を解説して頂きました。（情報提供：サインの達人）

デザインイメージとして、「かわいい」サインのデザインでお願いしました。

名前は「桜井由美」（サンプル用の名前です）

カッコいいサインの書き方
簡単５ステップ

まずは、こちらのサイン動画をご覧ください。
３０秒程です。

完成デザイン

では、５ステップに分けて解説をしていきたいと思います。

★せっかくですので、お手元に、ペンと紙をご準備下さい。

カフェでは、ナプキンなどに気軽に書いて、サインの練習する感覚を味わってみて下さい。

ゆっくりと、落書きするように、真似してサインを練習してみて下さい。

１．全体のイメージを決める一画目

まず漢字「桜井」の「桜」の字から

一画目で丸みを表現、可愛い要素を出します。

この「始めの一画目」と「最後の一画」が、全体のイメージになる場合が多いです。

ココを角ばらせるとシャープなイメージになります。

一画目は大きく書くこと。
一画目がサインのデザインバランスとイメージ決める最も大切な要素になります。

これだけでも全体のサインのデザインの７，８割のイメージが決まるので、何度も練習して下さい。
いまはとにかくこの勢いある形を印象付けるんだという思いで練習しましょう。

２．重みを閉じ込める二画目

サインが丸いデザインのため、中央に重みを持ってきます。

重みを凝縮する。
上に少し飛び出るところで、存在感をより際立てます。
安定性を持たせ、のぺ～っとした感じを押さえ込みます。

前半と後半が大きくしたいため、存在感を減らす。
中央に重みを加えることで、前後のバランスが整います。
「井」文字は小さく読みづらいですが、
文字とデザインの優先順位を、調整しながら決めていきます

３．丸める可愛さ三画目

「由」字で可愛さをアピール

これは、柔らかく上から下への丸めていきます。

「由」の下に重さを持っていきます。

次の「美」字が線が連続するので、ここで一度塞ぎます。

いよいよ最後の文字「美」へ。

４．連続ラインで印象的にする四画目

サインを締めくくるのですが、

まず上部に２点打ち、
その後、ラインを４本連続させます。
ここが印象に残るポイントになります。

英語には無い漢字サイン独特のデザインがここでアピールできます。

最後の一画を右側へ伸ばすことろがポイント
サインの左右の重量感バランスを整える感覚です。

５．全体の重さを調整する六画目

その後、「美」字、人文字を簡単に書きます。

漢字の存在感を薄めるため、ハライは控えます。

最後の「美」字は、
サイン全体の中でも、印象に残るデザインの重要な要素です。

英語には無い漢字サイン独特のデザインがここでアピールできます。

最後は、「桜」字の「女」を加え、隙間を埋めて重さをもたせます。

「♡」ハートのような、崩したイメージが残るように書いています。

あくまでもサインなので、ハートの印象は強くせず、全体の印象を大切にします。

ついに「サイン完成！！」

ご自身で、練習を続けて見て下さい。
随時アップしていきますので、沢山のサンプルを練習してみて下さい。必ず、上達します。

素敵なサイン作ってみて下さい。

以上が署名サインの書き方解説です。
ご自身のサインを作るときの参考になれば幸いです。

このサインの書き方が正しいわけではなく、

ご自身の好みに合わせて長さやシャープさ、丸みを持たせたりと、様々な変形が可能です。

あくまでも今後一生使っていく署名サインのデザインのベースになると考えて下さい。

サインを作る大切なポイント

インパクト（印象）を持たせる一画を作る
全体に立体感を持たせる（サインに存在感がでます）
最後はバランスをみて占める　←コレが難関

これら３点を意識して、落書きするような楽しむ感覚で気軽に試して見て下さい。

海外では、サインは相手の印象に残すための重要なアイテムとしての認識も高いです。
ですので、アーティストやモデル、芸能関係、政府関係者などのサイン多く手掛けています。

▼サインの見本サンプルはこちらから

美しいサイン、全体のバランスが重要

意外と誰も持ってないサイン

お洒落なサインは一度作れれば、一生のパートナーとなります。
しかし実際、なかなかデザインが決まらない。
変更に変更を重ね、結局はサインの種類とデザイン数が増えていく。そんなお悩みが殆どです。

人名用漢字は3000種

それもその筈、
日本で一般的に用いられる漢字は、常用漢字と人名用漢字の合わせて約3000字程度です。
ちなみに私はサインをこれまで何百点と見てきましたが、全く自分では書けません。

サインは芸術品、プロが少ない。

綺麗な署名サインは、芸術品に値します。サイン業界、日本では数社しかないのが現状で、プロと呼べる実力あるデザイナーがいないのが真実であります。

サインの効果的な練習方法

実際にこの私の同僚もこの方法でサインが書けるようになりました！

▼たった僅かな時間で、こんなに綺麗になったんです
酷いサインで悩んでいました。
むしろセンスがないなと、
このまま一生、私には無理なんだなとと思っていました。
そんな私を救ってくれたのが「サインの達人」です。
センスがない私には無理だと思っていまいたが、
その方法に驚いたんです。
まだまだ完璧ではないですけれど、数回の練習でここまで変われたので、
これからも使い続けてみたいと思います。
出典：年収の高い人は、なぜ「美しいサイン」を書くのか？