海外駐在が教える、やることリスト

私が海外駐在前の準備で苦労したことをまとめました。

海外赴任の必要性が生じた場合、大体2〜4ヶ月前に会社より打診があります。結婚している方の場合、まずここで「家族を連れて行くか、単身赴任するか」を決めなければなりません。配偶者や子どもと十分に話し合った上で決定してください。

打診を受諾する場合は、赴任先となる国の特色や職場環境について、できるかぎりの情報収集を行いましょう。また、必要となる準備作業についても、おおまかなスケジュールを立ててください。無計画のままでは、突然のトラブルが発生した時に対処できません。

以下に必須準備事項をメモしておきます。


赴任先の情報収集関連

海外赴任にむけた準備作業として不可欠なのが赴任国の情報収集です。赴任前の段階にできるかぎりの情報を収集しておくと、不慣れな現地での生活をスムーズにスタートさせる上で大変役立ちます。

1.赴任国勤務地周辺および住居予定地周辺の詳細地図の入手
2.赴任地域の治安や政情、宗教に関する情報収集
3.赴任国および赴任地域行政府が定める生活に関わる法令や条例の情報収集
4.(お子さんがいる場合)現地校、日本語補習校に関する情報および転校手続きに関する情報収集
5.赴任国住居予定地の役所や最寄りの銀行、郵便局、ホテル、学校、病院、スーパー等の情報収集

お金や保険(社会保険を除く)関連

海外赴任先での生活を送る上で真っ先に必要になるものがお金です。日本は現金決済が主な手段ですが、海外は治安の面からクレジットカードトラベラーズチェックの準備は必須と考えてください。
また、個人で契約していた各種保険の見直しや解約等も忘れないように行いましょう。

6.現地通貨キャッシュへの両替
7.クレジットカード(インターナショナル)の用意または整理(必要に応じて家族カードを作っておくと更に便利です)
8.トラベラーズチェックの用意
9.定期積立や各種口座振替の停止手続き
10.(必要に応じて)銀行口座の解約
11.火災保険や家財保険、地震保険等住居に関わる保険の見直しまたは解約
12.生命保険、医療保険の見直しまたは解約
13.(必要に応じて)証券会社口座の解約や株式、金融商品の売却

住居、日常生活関連

国内転勤と異なり、日常生活における各種契約は変更ではなく解約が基本となります。また、大型家具は運送コストが大変高くなるので、現地で新たに調達するのが一般的です。尚愛着のある大型家具は実家の協力を得られるなら実家で預かってもらうなどの方法もあります。

14.本人およぶ家族全員分のパスポート取得
15.電気、ガス、水道、NHK、固定電話、携帯電話、インターネットプロバイダ、ケーブルテレビの解約や停止手続き
16.新聞、牛乳、生協等の宅配契約の解除
17.不用品と海外へ送る家財道具(小物)の仕分け
18.海外引越しに対応した引越し業者の見積り選定と依頼
19.不用品、大型家具の売却や処分
20.郵便物の海外転送手続き
21.地元自治体役所への海外転出届手続き

 

お子さん関連

海外赴任時にお子さんが同伴する場合には次のような準備が必要です。

22.学校への届出(必要に応じて退学手続き)
23.海外子女教育振興財団への教科書受け取り手続き
24.学習塾や習い事等の解約

 

自動車関連

自動車を保有している場合には、海外へ赴任するまでに次のような手続きを忘れないようにしましょう。

25.自動車の処分、売却もしくは(リース会社への)返却
26.国際運転免許証の取得
27.自動車保険の解約
28.賃貸駐車場契約の解除

 

会社側と相談、あるいは確認しながらすすめるべき準備関連

例えば労働ビザ取得など、海外赴任の準備は赴任者一人で行えるものばかりではなく、会社側の協力が必要な事項もあります。それらの項目については会社側とよく相談しながら、主体的に手続きを行うことが大切です。

29.赴任国の労働ビザ取得
30.社宅等の契約
31.厚生年金の解約手続き(ただし国民年金へ加入する場合は、手続きは個人で行います)
32.健康保険の解約
33.海外赴任者向けの各種保険加入手続き
34.国内業務の引継ぎ

 

健康対策関連

家族も含めて健康面における次のような事項も、海外赴任前における重要な準備項目の一つです。

35.健康診断
36.予防接種(赴任国の必要に応じて)
37.虫歯や歯周病の有無の診察と治療、歯のクリーニング

 

クレジットカードの安全チェック

我々としては、海外生活が始まる前に合わせて、準備して頂きたいことがあります。
クレジットカード裏への書面の安全性とデザインのチェック。

海外では、サインは自分を相手に印象付けるお洒落なアイテムとしての認識が高いです。
ほぼ全ての人が、デザインを意識した署名サインを持っています。

参考程度でもいいので、漢字のデザインに強いサインの達人を見てみて下さい。
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ご紹介したとおり海外赴任の準備として行わなければならないことは、実にたくさんあります。
ご紹介したチェック項目を参考に漏れが生じないよう計画的に各項目を消化し、準備万端と言える状態で海外赴任できるよう努めてください。


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